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共著ですが書籍を出版します-Google AdSenseマネタイズの教科書[完全版]

Google AdSenseマネタイズの教科書[完全版]

2018年11月20日に発売されます「Google AdSenseマネタイズの教科書[完全版](日本実業出版社)」という本に共著者として参加しました。

「全員が副業を持つ時代が来る」といわれ、書店には「ブログ+アフィリエイト」の入門書や「月○○万円」「本気で稼ぐ」といった煽りタイトルの書籍があふれています。

本書はそういったブログやアフィリエイトの入門書という立ち位置ではなく、「サイト(ブログ)運営の経験者」「長期間安定的にAdSenseで収益を上げ続ける」ための考え方や手法を示したものです。

「読んですぐ結果が出せる!」といった内容ではありませんが、長くサイト運営を続ける中できっと必要になる考え方を修得できるでしょう。

Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]

Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]

のんくら(早川 修), a-ki, 石田 健介, 染谷 昌利
1,110円(03/18 18:11時点)
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きっかけは神戸セミナー

本書企画の発端は、著者のうち3名(のんくら、石田、a-ki)が講師を務め、2016年に神戸で開催された「10年先も生き残るアドセンス戦略セミナー」です。

この神戸でのセミナーは、ふだん表に出ない大物アドセンサーののんくらさんが主催ということもあり定員50名のところを100名近い応募があるほどの盛況でした。

それまで隆盛だったブログ論やアフィリエイトサイト運営方法とは全く違う視点を提唱するコンセプトはそれなりにインパクトがあったと自負しています。

その後、講師の一人の石田さんが出版社の編集者と話す中で、このセミナーを書籍化する企画が持ち上がりました。はじめに出版のオファーを聞いたのが2016年10月。紆余曲折を経ていよいよ11月20日に発売の運びとなりました。

本書の内容

本書は6章から成り、のんくら(早川 修)さん、 石田 健介さん、染谷 昌利さん、そして僕(a-ki)の4人の共著となっています。

メインの著者はのんくら(早川修)さん。
2003年からサイト運営を始め、収益の6割がAdSenseという「アドセンサー」の先駆者です。

のんくらさんは、あまり表立った活動はされない方で、そのサイト運営手法が開示される機会は上記のセミナー、ワークショップを除いてほとんどありませんでした。

本書では、

CHAPTER_1 長期間アクセスが集まり続ける「テーマ」の選び方
CHAPTER_2 アクセス数を安定させる「SEO戦略」
CHAPTER_3 読者にも検索エンジンにも好まれる「サイト構築法」
CHAPTER_6 10年先も安定して稼ぐために

の4つの章を担当されています。15年にわたるサイト運営歴の中で培った安定するアドセンスサイトの運営方法やメンタル面でのアドバイスを余すところなく書かれています。

2人目の著者は、元Google株式会社の社員で、AdSenseチームに所属し広告収益向上のコンサルティングをされていたAdSense運用の専門家、石田健介(現マネタイズパートナー株式会社 代表取締役)さん。

「CHAPTER_4 稼ぎ続けるための「AdSense」の運用方法」を担当されています。

最新のAdSenseの動向や広告形態別の活用法、そして今まであまり語られることがなかったレポート画面の活用法などについて詳しく解説されています。

石田さんには他に「元Google AdSense担当が教える 本当に稼げるGoogle AdSense 収益・集客が1.5倍UPするプロの技60」という著作もあります。本当のところ神戸のセミナー内で話された内容はこちらの方が近いのではないかと思います。Adsense運用の理解には本書と合わせて読むのがおススメです。

元Google AdSense担当が教える 本当に稼げるGoogle AdSense 収益・集客が1.5倍UPするプロの技60

元Google AdSense担当が教える 本当に稼げるGoogle AdSense 収益・集客が1.5倍UPするプロの技60

石田 健介, 河井 大志
1,579円(03/18 18:11時点)
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そして僕が担当したのは、「CHAPTER_5 「オーソリティーサイト」になって信頼と権威を積み重ねよう」。

内容的には、先に電子書籍で発表した「情報サイトでオーソリティーを目指そう!: 10年先も生き残る安定志向のサイト構築論」のリライトです。

もともとこの電子書籍自体が神戸セミナーでお話しした内容を書きおこしたものでした。今回はさらに内容を精査し、この2年間Twitterやブログで発信してきた内容を加味してよりわかりやすく仕上がっていると思います。

もう一人の著者、「ブログ飯」や「複業のトリセツ」他、数多くの著書のある染谷昌利さん。

染谷さんは、数多くのWeb関連本を出版された専門家の立場から、本書の企画、全体の編集補助を担当されています。

僕ものんくらさんも本格的な商業出版は初めての経験で、ぶっちゃけ編集前の原稿はとても人さまからお金を取れるような代物ではありませんでした。

染谷さんが豪快に赤ペンを入れた原稿を、正座して泣きながら修正したのはいい思い出です。(嘘です)

ともあれ、AdSense界の横綱「のんくら」を、太刀持ち「石田健介」、露払い「a-ki」が脇を固め、行司「染谷昌利」が先導して土俵入りする。そんな姿を想像していただくと、本書に於ける著者の立ち位置が分かるのではないかと思います。

隠しテーマは「ブログ脳をぶち壊せ!」

2003年頃から日本でブログが普及し始めて早15年。もはや個人サイトはブログで運営することが常識となった感があります。

しかしここまでブログが普及した背景には、HTMLやプログラミングの知識が不要で、思いついたときブラウザ上で手軽に更新できるという「運営者側の都合」があったことは否めません。ブログの構造上、犠牲になったユーザーの利便性については、いつまでも見て見ぬふりの状態が続いてきました。

本書では、AdSenseによるマネタイズと並行して、ブログ運営の経験だけでは考えの及ばないユーザビリティの視点にも大いにスポットを当てています。

個人サイトの役割は、副業のためのマネタイズやオピニオンの発信ばかりではなく、商業出版するほどではない小さな知を末永く後進に伝えられることにあると考えています。

もちろんブログを否定するつもりは毛頭ありません。無数にあるWebサイトの運営形態に目を向け、うまく取り入れることで発信するコンテンツが最適化されるのです。

そうして、よりユーザーに愛され続ける良質なWebサイトを一つでも増やすことが著者陣の願いです。

長くユーザーに愛され続け、継続的に収益を得られるWebサイトの運営」にご興味のある方は、ぜひ本書をお手に取ってください。きっと大きなヒントが得られることでしょう。

【2018/11/20:追記】

おかげさまでたくさんの予約を承り、発売日当日に早々と増刷が決定しました。
お買い上げいただいた皆様、応援していただいた皆様、本当にありがとうございます。

\絶賛発売中です/
Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]

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のんくら(早川 修), a-ki, 石田 健介, 染谷 昌利
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参考:のんくらさんのブログ→発売前にベストセラーってあるん…Google AdSenseマネタイズの教科書[完全版]が満を持して発売されます!