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[読みました]船井流・「数理マーケティング」の極意

僕は21才で小売業界に入り同時にマーケティングの勉強を始めたのですが、どの本を読んでも何か割り切れないというか本に書いてあることが何か別の世界の出来事のように思えて歯がゆい思いをしていました。

知識やノウハウというのは使ってみて結果を検証して初めて身につくものだと思います。
目の前にある商品とそこにいるお客様をどのようにつなげるのか。
その「どのように」の部分を知ることがマーケティングを勉強する上での最大のテーマだと思います。

マーケティングを解説した本は数々あれど、ほとんどが製造業を主体にしたもの、あるいは総論的なものばかりで、消費者に一番近い小売業(流通業)の視点で書かれた物というのは意外なほど少ないのです。もっとも知りたい「どのように」を教えてくれる本にはなかなか出会えません。

25才のとき、そんな歯がゆさを解消してくれる画期的な本に出会いました。

現船井総研社長、小山政彦氏の最初の著書で「船井流マーケティングの真髄―一番店づくりの原理原則」(絶版)と題されたその本は、それまで読んだマーケティング関連の本とはまったく違う視点で書かれていました。何よりも消費者心理をあくまで客目線で数値化していることが新しかった。

親しみのわくような挿絵など一切なく、数式とチャート多用した難解な内容でしたが一つ一つの解説がすっと腑に落ちてくるのがわかるのです。目の前にある商品とそこにいるお客様をつなげる何かが方程式を通して見えてきました。

船井流・「数理マーケティング」の極意 という本は、小山氏の理論に心酔した現役コンサルタント岡聡氏によって「船井流マーケティングの真髄」を平易に書き直した一冊です。

難しい数式は省いて数理マーケティングのすぐに使えるエッセンスの部分がわかりやすく解説され、現代の時流に合わせWEBマーケティングへの応用も試みています。

・1万円から10万円の品揃えをしたときお客様から見た真ん中の価格はいくらでしょう?

・「高い」「安い」というとき「いくらまでなら安く」て「いくらから高い」のでしょう?

こういった心理の数値化に興味のある方は一読して損はありません。

少なくとも僕は数理マーケティングに出会ったことで自分で商売をやっていく自信が持てたのですから。

 

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