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【書評】マクサン式Webライティング実践スキル大全 #マクサン本

マクサン本の表紙

「マクサン式Webライティング実践スキル大全」( #マクサン本 )のブックレビュー・読後感想です。著者の一人、マクリンさん(@Maku_rung)より見本誌をいただきました。

特にPRを頼まれたわけではありませんが、いただいた以上は読んで感想を述べるのが礼儀かと思い、久しぶりにブログの管理画面を開いています。

マクサン式Webライティング実践スキル大全

マクサン式Webライティング実践スキル大全

マクリン(新井涼太), サンツォ(吉岡智将)
2,200円(09/29 12:49時点)
Amazonの情報を掲載しています

著者について

本書は、ブログ界隈で有名なオンラインサロン「マクサン」を運営するお二人、マクリン(新井涼太)さんとサンツォ(吉岡智将)さんによりしるされました。

マクサンは「ネオ1000万プレイヤーを目指すブログサロン」を標榜しており(実際に1000万プレイヤーを排出しているのかは存じ上げませんが)それなりに「稼げるブロガー」が多数在籍していることで有名です。

そんなサロンのベースとなるノウハウ「マクサン式Webライティング」を言語化したものが本書になります。

書評

総評

この手の本が出版されると、マネタイズ目的のブロガー、アフィリエイターから「本当に稼げるノウハウなの?」と穿うがった視線を向けられるものです。

しかし、ざっと目を通した印象やサロンの実績から考えても、本書の副題である「月収+10万円」は、さほど大げさなあおりではなく内容とマッチしていると感じました。まぁ、あまりカネカネばかりでブログに取り組むのもどうかと思うんですけどね。

さて、本書は「Webライティング」を主軸に置きながらも「有益なコンテンツの考え方」や「収益化の戦略」、今SEO業界で注目の「E-A-Tの強化法」まで、おふたりが実践して体得された「ブログ✕マネタイズ」のノウハウが余すところなく詰め込まれています。

さすがは有名ブロガーのお二人、380ページと膨大なページ数かつ情報密度の高い内容でありながら、無駄な表現が少なく最後まで一気に読めてしまいました。(共著本あるあるでやや重複した項目があるのはご愛嬌)

対象となる読者は、これからブログを始める方より半年〜1年程度のブログ運営経験がある方に向いています。

裏表紙には「\ブログ運営/最初の1冊」とありますが、最初に読む本としてはヘビーすぎる気がします。むしろこういった細かい小手先のノウハウまで網羅したものを最初に読むのはおすすめしません。

特にSEO関連のパートは誤解を生みやすいので、きちんと基本を押さえた書籍(たとえば「10年つかえるSEOの基本」など)を先に読んだ方が良いでしょう。

また、お二人は普段からツイッターやYoutube等で情報発信をされています。それゆえ彼らの熱心なフォロワーや、そうでなくても中級以上の実力のある方であれば既知の情報が多く新鮮さを感じにくいかもしれません。

本書の構成は

  • STEP 0 「有益なコンテンツの考え方」マクリンさん
  • STEP 1 「読みたくなる記事の書き方」サンツォさん
  • STEP 2 「SEOライティングの成功法則」マクリンさん
  • STEP 3 「E-A-Tの強化方法」マクリンさん
  • STEP 4 「推敲・ライティングの手順」サンツォさん
  • STEP 5 「ブログ収益化の戦略」サンツォさん マクリンさん

というかたちで執筆を分担されています。

サンツォさんの担当部分は「ライティングの基本を押さえた堅実なノウハウ」という印象です。

マクリンさんの担当部分には、実際のブログ運営から得たテクニックや学んできた知識を全て盛り込もうというサービス精神の旺盛さがうかがえます。

ブログ初心者にはやや注意が必要

正直にいいますと、純粋なブログ運営の基本と、検索ハック寄りに感じる話題があまり区別なく書かれており「たしかにそうかもしれないけど、ちょっと同意しかねる」というところも散見されました。

例えば203ページで「カテゴリページを記事化する」ことがオススメされています。

単純なページ一覧より記事化したほうがSEO上有利なのは間違いないのですが、本来カテゴリページの役割は「サイト内で記事ページを探すためのナビゲーション」です。

カテゴリページをコンテンツで冗長化することは特定のページを探すユーザーの利便性を下げてしまいます。これでは本末転倒でしょう。(参考記事:カテゴリーページとまとめ記事は何が違うのかの話 – 情報サイトでオーソリティーを目指そう!

ただこの辺は僕自身の趣味嗜好の問題でもあり、ちゃんと基礎基本がわかった上であえて取り入れるというなら何も言うことはありません。「最初の一冊」には向いてないというのはそういうことです。

とはいえ、それらも含めて他人の手法を垣間見られるのがこの手のブログ本の面白さであります。個人的には「階層構造を意識した見出しを作る」「ポジショニングマップを作って立ち位置を把握する」あたりは特に勉強になりました。

ページ数としては少ないながらも「推敲・リライトの手順」を一つの章として独立させてるのは珍しいですね。チェックポイントがリスト化してあり実用的でありがたいです。

ブログ運営経験1年未満の方が読まれるなら、まずサンツォさんの担当されているSTEP 1, 4を読んでからマクリンさんの担当部分を読まれるのが良いと思います。

特にSTEP2, 3あたりは実践的な手法(SEOライティングと言っていいのかな?)がぎっしりと詰まっています。

関連するツールの使い方についても詳しく解説されていますが、それは後回しで良いでしょう。まずは基本をきちっと押さえて必要になってから読むとより理解が深まります。

編集者様にお願い

さて、本書は発売前から既に増刷がかかっており、本年を代表するブログ本になりそうな匂いがプンプンします。

今後、更に増刷がかかるのは時間の問題でしょう。

その際は編集者様に一つだけ。

ダークモードの画面キャプチャは紙媒体ではほとんど判別できません。可能ならライトモードのものと差し替えていただければ良いなと思いました。

最後に

では、改めてマクリンさん初出版おめでとうございます。

ほぼブログを書かない私にギフティングするのは失敗ではないかと思いますが、ご恵贈ありがとうございました。

これを期に僕もネオ1000万プレイヤーを目指す活動を開始したいと思います(ウソです)。

マクサン式Webライティング実践スキル大全

マクサン式Webライティング実践スキル大全

マクリン(新井涼太), サンツォ(吉岡智将)
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お二人のYoutubeチャンネル「マクサンラボ」では、ご当人による解説もあります。
購入を悩まれている方はこちらもぜひ御覧ください。