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アサヒ・ドライゼロの発想に目から鱗

ドライゼロ

ノンアル・ビアテイスト飲料の分野では参入が早かったにも関わらず他社の後塵を拝しているアサヒビール。

パッケージ・デザインが「スーパードライ」と酷使しているため誤飲のおそれがあると他社からの指摘もなんのその。全力で巻き返しにかかっている。

僕はそもそもスーパードライは飲まない。

辛口といえば聞こえが良いが、あそこまでシャバシャバした引っ掛かりのないビールは好きになれない。(←あくまで個人の感想です)

DRYを冠するからにはノンアルといえどスッキリサッパリ系なのだろうか?

プシュッ!

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グラスに注ぐとやや濃いめの色。冷やし過ぎたせいもあるのか泡立ちはあまり良くなく切れも速い。少し甘い香りがするが鼻につくような匂いではない。輸入物のローアルコールビールにこんな感じのものがあった気がするな。

グビッ。

うん、炭酸は弱めだけどのどごしが良くパンチもほろ苦さもある!
ほんの少し甘みが口に残るところはサントリーのオールフリーに似た印象だけどノンアル独特の酸味(雑味)が全然感じられない点がまったく違う!

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原材料を見るとなんと麦汁が無い!糖類と大豆ペプチドが主原料。いわゆる第3のビールと同じ発想やね。あのビアテイストの嫌な雑味は発酵させない麦汁が原因という。なるほどこれは目から鱗。

たぶん大手4社のビアテイスト製品の中で味の評価はドライゼロがトップでしょう。

皮肉にも本家スーパードライよりリッチテイスト志向で個人的にはもっと甘みを抑えてホントのDRY(辛口)を目指してもいいんじゃないかと思うけど、アルコールフリーのビアテイスト飲料もここまで来たかと感慨深い。

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各社、新製品が出るたびにレベルアップしている気がする。日本の技術力ってすごいねぇ。