K-mの発色

僕にとって初めてのデジイチ、PENTAX K-mを買って一ヶ月がたった。

基本的には満足な買い物だったのだけど、一つだけ気になるのが発色。
GX200が比較的あっさりした色出しなので、K-mの派手目な発色にちょっと戸惑っています。

K-mには「カスタムイメージ」という、あらかじめプリセットされた、いくつかの色設定があります。

デフォルトは「鮮やか」に設定されているのですが、これはあまりにも派手すぎ。
全体の彩度が高いというより特定の色（赤、青、黄、緑あたり）がデフォルメされるような感じです。

彩度が高い写真って塗り絵っぽく見えます。こういう画は正直あまり好きではありません。

ホッピーのキャップの赤や、サッポロクラシックの青いロゴ、エビスなんか缶ごと浮き上がって見える印象です。（※ペンタックスは鮮やかな色出しがフィルム時代からの伝統的な特長だそうです。初見では鮮やかで目を引く感じが悪く無いですが、例えばエビスマークの鯛だけ浮き上がるような赤さってどう何でしょうね？）

さすがにこのままでは使いづらいのでカスタムイメージは「ナチュラル」にしました。
それでもまだ全体に強い感じがします。

K-mのカスタムイメージは彩度や色合いを微調整することができるので、ナチュラルの設定からさらに彩度を-2にコントラストを+1シャープネスを+2にしてみました。

どうでしょう。

エビスの缶の色やクラシックのロゴはほぼ肉眼で見たとおりの印象です。
ホッピーのキャップはまだ赤すぎる感じですが、全体的にはかなり忠実な色に仕上がっています。これ以上彩度を下げるとバランスが崩れるのでこれくらいが限界かと。
しばらくこれで行くつもりです。

ちなみにこれはGX200で撮ったもの。

突出する色はなくバランスそのものは良い感じ。
かりっとした画作りでリアリティがありますよね。やっぱりGXの画って好きだな♪

ただ、これはホワイトバランスをオートで撮ったんだけど、比べて見ると若干シアン寄りですね。GR/GXはマゼンダ～シアンがかぶる傾向があるのですが、どの場面でどうなるかイマイチ分かりません。

そういえばGR 3 はホワイトバランスもかなり改善されてるんですよね・・・。いいなぁ・・・。

( ﾟдﾟ)ﾊｯ! いかんいかん！

先ずはK-mで、腕磨きから！

修行じゃ！修行じゃ！！

僕がK-mを買ったのはデジカメ・オンライン楽天市場店
4GBのSDHCカードと液晶保護フィルムが付いたお買い得セットです。

SDHCカードはpq1のもの、保護フィルムはフリーサイズの自分でカットするタイプでした。内容的にはここが一番お得だと思います。