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リピーターの付きやすいコンテンツ

サイト運営について面白い記事が上がっていました。

伸び続けるサイトを作るには?アクセスが安定しない人は考え方を180度変えてみる

「記事を量産するよりも、サイトをブランド化して末永く利用されるサイトを作りましょう」という趣旨です。

書いているのは「のんくら(@matari39)」さん。
初めてお会いした時から「a-kiさんはサイト運営の考え方が似ている」とおっしゃっていましたが、実際こうやって記事にまとめられたものを読むと本当に似ていてビックリです。

ちょっと刺激を受けて勝手に補足記事を書いてみたくなりました。

元記事でのポイントは

  • 「○○を知りたい時は○○のサイト」といわれるようにブランド化する。
  • そのためにはReturnnig Visitor(再訪問者、リピーター)の割合に着目する

の2点です。

ブログ型と完結型ではリピーターの意味が違う

リピーターの割合に着目するという考え方は大変興味深いですが、ブログにおけるリピーターと完結型におけるそれとは分けて考える必要があると思います。

なぜなら、SNSに多くのフォロワーがいる、あるいはRSSリーダーの登録数が多いブログでは、通知によって集客するため更新(記事追加)ごとにReturnnig Visitorの割合が増えます。

毎日更新するブログであれば、統計的にはリピーターが多いサイトになります。この場合、更新を止めれば再訪問の割合はガクッと減るわけで、必ずしも長期的なアクセスの安定(更新頻度が下がってもアクセスが安定する状態)につながっているとは言えません。

完結型コンテンツの場合、基本的には更新(記事追加)を前提としないわけですから、運営者のアクションにかかわらずユーザーが自発的に再訪問しなければリピーターになり得ません。

完結型のリピーター確保はブログに比べるとなかなか困難な問題なのです。

SNSでのフォロワーではなくブラウザ等の「ブックマーク」が重要で、更新頻度が低くともアクセスが安定するサイトを作るために目指したいのはブックマークに入れてもらえるコンテンツを増やすこと。

僕自身も総PVはのんくらさんの足元にも及びませんが、15年間安定してアクセスが伸びているギター講座サイトを運営しています。

元記事で例示されているサイトと同様、Returnnig Visitorの割合は51.4%に達しています。ブログ型ではなく完結型コンテンツが中心なのでブックマークされている数はかなり多いと推測されます。

リピーターの付きやすいコンテンツ

せっかくなので、僕の経験の範囲内でリピーターの付きやすいコンテンツの特徴をあげてみます。

ツール型コンテンツ(Webサービス)

ツール型というのはユーザーが「読むこと」ではなく「使うこと」を目的としたコンテンツです。

繰り返し使う道具になってしまえば更新の有無にかかわらずリピーターの確保ができます。

僕のサイトの中にはいくつかツールがあるのですが、特に人気があるのはギターコードブックスケール辞典。一種の辞書型ツールですね。

ギター学習の補助にと作ったもので2007年に完成してからはほとんど手を加えていませんが再訪問率はギターコードブックで61.5%(約10万PV/月)、スケール辞典で66.8%(約7万PV/月)に達しています。

お気に入りの使い慣れた道具は人にも勧めたくなるのが人情で、この二つのコンテンツはSNSでの言及も増え続けていて、のんくらさんがおっしゃるところのブランド化に近づいている実感があります。

オリジナルのテキストが少ないツール型コンテンツの場合、当初は検索エンジンからの流入が見込めませんが、口コミなどで被リンクが増えれば自然と露出も増えますから、あまりSEOなど気にせずユーザーの使い勝手を優先した方が良い結果が出るようです。

講座コンテンツ

同じテキストベースの知識コンテンツであってもブログのように1ページ読み切りであるより、論旨に沿った複数ページで構成される講座コンテンツ型の方がリピーターが付きやすいようです。

1ページ当たりの文字数はさほど多くなくてもコンテンツ全体の総文字数は多くなりますし「ブックマークして後で読む」という行動につながりやすいのでしょう。

また、講座コンテンツへの訪問は知識の理解や技術の習得が目的になりますから、その目標に達するまで再訪問が繰り返されます。

特に目次の作りこみをしっかりして目的の情報を見つけやすいように徹底しておくと、そこにブックマークやリンクが集中するのでSEO的にも有利に働いている実感があります。

ちなみに僕のサイトにおける講座コンテンツ(合計)の再訪問率は45%(約30万PV/月)。検索エンジン経由のアクセスが多くツール型に比べれば率は下がりますが10年以上前に作ったきり記事追加はしていませんのでこの数字は決して低くないと思います。

==

とはいうものの、テキストベースの完結型コンテンツはいくら頑張っても再訪問率を上げるのに限界があるように思えます。

サイトは公開されていないのでうかがい知ることはできませんが、のんくらさんは具体的にどのようなコンテンツ設計をしているのでしょうか?

12月のアフィリエイト協議会のセミナーに参加されるようなので、どなたか僕の代わりに聞いてきてもらえませんかw

今年は12月3日(木)開催!本気でアフィリエイトを学ぶ会2015&大忘年会 | 日本アフィリエイト協議会

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Auther

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a-ki's factoryの中の人。京都生まれの京都育ち。

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